ストーリー
頂点に立つマナ捕食者。Manalyteは次元門のダンジョン内にある死体から吸収したマナだけで構成された生物種だ。極めて攻撃的で、成長のたびにより多くのマナを必要とするため短命になりやすい。通常はダンジョン中層で休息し、周囲マナ結晶の濃度が高い場所を徘徊している。
進化の後期に入った「elders」と呼ばれるManalyteは互いに争い、より大きな質量とマナ容量を得るため同族を食らうことさえあると観測されている。Sablesギルド一行の探索中、何かから逃げるように下層を駆けるelder Manalyteの群れが確認された。ギルドの資源回収班が、残骸を調べるためその後を追うと、主隊の近くにいた別の斥候が多くの悲鳴、その直後の沈黙、そして何かを噛み砕く音を聞いた。主隊が回収班を確認しに行くと、そこには純粋な血と臓物の惨状、そして建物ほどの大きさに見える怪物がいた。遠方からの調査後、研究者はこの怪物を「Abaddon」と分類した。狩りの手口はダンジョンに裂け目を開き、他のelder Manalyteを引き寄せて食らうものだった。皮膚の標本から、この怪物は二万年以上生きている可能性があり、常軌を逸した耐久性を持つと判断された。
後にAlbatross王国の専門魔術師団は、王国一つを数秒で更地にできる第10階位魔法を、火曜日の熱いシャワーでも浴びるように耐える能力を確認した。下層のマナ結晶供給地へ入る際には、聖属性魔術師の同行が必須となっている。聖なる魔法が大半の個体を追い払い、この異常個体との遭遇を減らせるように見えるためだ。
新米の冒険者チームには、この怪物を見つけた瞬間に撤退し、ギルドへ報告するよう警告されている。
「どこからともなく現れ、千年は飢えていたかのように殺して食った」
- Sablesギルド長、Jeremy